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現代薬と薬草、どちらが優れている? – 風邪、インフルエンザに薬草でアプローチする際に知っておきたいこと

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現代薬と薬草、どちらが優れている?

ナチュラルヒーリング、自然療法に触れていると、私は何となく「現代薬」を毛嫌いしてしまいます。

ですが本来、全てのものには「メディスン – 利点」があり、それを如何に自分の味方につけるかというのが、ネイティブアメリカンのヒーリングの考え方です。

ですので現代薬にも、必ず「出番」や「役割」があります。

そして「薬草」も同じです。

自分の今の状況、自分の身体や心が「今」何を求めているのか、しっかりと聞いてあげる事が大切なんだろうなあと思います。

 

ある意味「風邪」や「インフルエンザ」は治さない

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様々な自然療法の考え方がそうであるように、ネイティブアメリカンのヒーリングでも、風邪やインフルエンザを「味方」的な存在と考えます。

ですからある意味それを「排除」しようとはしません。

薬草もそんな働きをします。

咳を止めずに、「生産的な咳」へと促す。

熱を必要以上に下げずに、リラックスして「熱浴」出来るようにする。

痛みや凝りを和らげ、快適な「風邪ライフ」を過ごせるようにサポートする。

そんな作用をもたらしてくれます。

排除というよりは協力するといった感じなのですかね。

そういう意味では現代薬同様、「風邪が治る薬草」「インフルエンザが治る薬草」は存在しないのです。

そして「風邪に効く」という単純な枠でなく、症状に合わせたチョイスが必用になるので、自分の状態のきめ細かい観察が重要になるのでしょう。

 

風邪さんが来てくれてよかったね~

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最後にお子さんが風邪やインフルエンザになってしまった時の「最高」の治療法を皆さんとシェアしますね。

私も先生からこの方法を教えてもらい、興味深いなあと感動しました。

とにかく「大丈夫」だと安心させること。

そしてこんな言葉をかけてあげると良いのだとか。

「風邪さんが来てくれてよかったね~。

風邪さんがいなくなった後は、風邪になる前よりも、もっと元気に、強くなるんだよ。

だから風邪さんが○×ちゃんの中でお仕事してる間は、邪魔しないように、安心して、ゆっくり休もうね。」

勿論容態はしっかりと観察し、無理に頑張らせてはいけないと思いますが、これ本当に効きますよ。(笑)

娘ちゃんで検証済みですが、何だか凄くいい感じです。

まもなく風邪やインフルエンザのシーズンですね。

どちらが優れている?

ではなく

どちらも優れている!

という柔軟性を持ってシーズンを迎えましょう。

次回も風邪やインフルエンザに関するトピックを挙げていきたいと思います。

ご拝読ありがとうございました。

※上記コラムは、学習目的で書いたものです。薬草が「効く」という類の表現は、あくまでも個人の感想であり、治療法として勧めるものではありません。体調を崩された際などは、お医者さん等の専門家にご相談下さい。

 

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記事を書いた人

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Nanute Natural Healing Academy 代表 川口 拓

1971年、世界で定められている地球の日(4月22日)に生まれる。獨協大学外国語学部英語学科卒。幼少の頃より自然に親しみながら子供時代をすごす。

1996年以降、カナダやアメリカを何度も訪れ、アウトドア技術やネイティブアメリカンの大地に生きる術を学んだ際、彼等の自然に対する考え方、野草に対するアプローチ方法、自然と一体化するというヒーリング方法に感銘を受け、その道を追求する。

2001年より WILD AND NATIVE を主催、2013年、一般社団法人危機管理リーダー教育協会を設立。15年以上に渡り、「自分でも学びながら」をモットーに、大地の教え、ヒーリング、身近な薬草に関するワークショップを開催。その教えを、延べ10000人以上と共有している。

「BUSHCRAFT – 大人の野遊びマニュアル」著者

 

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