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11.112016
何故この野草がインフルエンザに良いとされているのか?理由を調べて、体験してみました!
さて、皆さんのお家のまわりに、まだこんな花は咲いているでしょうか?
ご存知の方も多いかもしれませんが、セイタカアワダチソウですね。
アレルギー源として敬遠されてることも多いですが、虫媒花なので花粉も飛びませんし、むしろ効能的にはアレルギーに良いくらいです。
ブタクサと似ているのと、アレルギー時期に目立つ花を咲かせているから誤解を受けているという事もあるのかもしれません。
この野草はヨーロッパ等で、インフルエンザのような気管支系の風邪に使われていたのだそうです。
それを聞いてわたくしは、毎年収穫に出掛けるようになりました。
こんな満開状態の花や、蕾状の花が良いとされています。
まだ私の家の周りでは見つけることが出来ます。
そして3日ほど陰干しします。
こんな感じになりました。
とっても良い香りがします。
これを無漂白の紙袋に入れて、更に大き目のジップロックに入れて、直射日光をさけた湿気の無い場所で保存します。
冬が終わるまでくらいは充分持ちます。
そして数年前のお話。インフルエンザかな?来たかな?と思い、試してみました。
熱が完全に上がりきった、停滞期的なタイミングでお茶にしました。
必ず蓋をして、20分くらい蒸す!これがキーポイントですね。
蒸している間、日光にあてると更に良いとする説もあります。
元々太陽が大好きな野草ですから、充分あり得ますよね。
こんな黄金色のお茶になります。
英名がゴールデンロッドと呼ばれているのも頷けます。
このお茶をゆっくりと飲んでみましょう。
さて期待できる効果ですが、
- 消化促進作用 – 消化機能が弱っている時ですからバッチリですよね
- 消炎作用 – 特に喉なんかもう炎症起こりまくりだから、うがいしながらみたいに飲みました
- 抗菌、殺菌作用 – 喉の消毒や抵抗力が弱っている身体にバッチリじゃないですか
- 去痰作用 – 咳&痰は病原菌を外に出してくれるそうなので、痰が出やすくなるのは大歓迎!
- 発汗作用 – 汗をかいたら熱が下がります。程よく熱が下がるので、熱の作用も邪魔しません
- リラックス作用 – 循環がよくなり、リラックス出来ます。気持ちよく「熱浴」出来たり、頭痛や首の痛みが和らぎます
そんなわけで、インフルエンザにピッタリでしょう?
インフルエンザの特効薬!というんじゃなくて、風邪やインフルエンザの仕事を手伝って、円滑に風邪をひけるんです。
楽に「風邪浴、インフルエンザ浴」が出来るということですね。
そして実際に実際に飲んでみた感想ですが、
- とにかくリラックス!首の凝りから来ていたと思われる頭痛がかなり和らぎました。
- 汗が出やすくなって、39度半ばの熱が、38度半ばまで下がりました。
- 乾いた咳だったのが、本当に痰が出ました。
- このお茶をのんだ後のハチミツとの併用で、喉の痛みが相当和らぎました。
ま、以上は薬草の力を信じきっている私の感想ですので、あくまでも御参考程度に。
熱が高いときには、発汗作用のある野草は体温を上げすぎるからNGという説もありますが、私の場合、バッチリ大丈夫でした。
こちらも自己責任で試してみましょう。
乾燥させて、細かくしたものを、冬のギフトとしてもいいかもしれません。
まだ間に合う!是非収穫にいきましょうね!
※上記記事は学習目的のものであり、個人の感想です。治療法として勧めるものでなく、体調を壊された際にはお医者さんなどの専門家にご相談下さい。
セイタカアワダチソウの更に詳しいレクチャーを、月々980円のEラーニングサイト、「地球生活術」にアップしました。
約15分のビデオレクチャーです。
ちなみにセイタカアワダチソウのお茶は生でも大丈夫です。
味の感じからして、むしろ薬効が強いかもしれません。
健康管理に普段から飲むのもバッチリです。
二番煎じ、三番煎じも全然イケますから、一日3杯くらいは飲みましょう。
苦味が凄く出るときもありますが、驚かないように!
飲んでる内に美味しい苦味になってきますし、苦い方が薬効(特に消化促進作用)も強いです。
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