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ネイティブアメリカンの教えにおいて「自分を責める事はご法度」だったのは何故?

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「自分を責めてはいけません」

先ずは勘違いしないようにしましょう。(笑)

ネイティブアメリカンのヒーリングの考え方には、

「自分を責めてはいけない。」

という教えが確かにありました。

かといって、何をしてもよいというわけではありません。

現代社会を生きるにあたっては、良い意味で、自分を責める、反省する事が必要な場合もあるでしょう。

多分古来の教えでも一緒ではないかと思います。

きっと「自分を責めすぎてはいけない。」という教えなのだと思います。

それでは、彼等の教えにおいて、何故「自分を責める」事がいけないとされていたのでしょう。

 

グレートスピリットという考え方

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彼等の教えに出てくる「グレートスピリット」という考え方。

これは全ての存在は繋がっているというものです。

「自分」という「個人」も大切にしながら、「地球」という「ひとつの生き物の一部」という感覚を持っていたのです。

もしかしたら「地球」という区切りさえなく「宇宙」を感じていたのかもしれないですね。

それを「頭」でなく、「感覚」で実感していたのでしょう。

自己否定は全ての存在を否定すること

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全てのものが繋がっていると感じていた彼等。

きっと自分と他人、太陽、大地、野草、水、その他全てのものとの「境界線」自体なかったのでしょう。

するとこんな考えが自然に生まれてきます。

「自分を否定することは、自分以外の存在全てを否定すること。」

もしくは活き活きとした自然の雰囲気の中、自己否定というエネルギー自体が、簡単に中和されていたのかもしれません。

 

自己否定したくなったら?

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自己否定が止まらなかったら、こんなネイティブアメリカンの考え方を頭の片隅において、「自然」に身を置いてみるのもいいかもしれません。

どこか気持ちの良さそうな場所を見つけて、考えるのを止めて、

綺麗な景色を見て

風の音や鳥の音を聞いて

太陽の温もりや風の肌触りを感じて

自然の匂いや空気の味を楽しむ

そうすると「自然」と「自分」との「境界線」が薄くなった感じがします。

もしかしたら「自己否定」をやめたくなったり、何だか中和される感じがしてくるかもしれないですよ。

 

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記事を書いた人

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Nanute Natural Healing Academy 代表 川口 拓

1971年、世界で定められている地球の日(4月22日)に生まれる。獨協大学外国語学部英語学科卒。幼少の頃より自然に親しみながら子供時代をすごす。

1996年以降、カナダやアメリカを何度も訪れ、アウトドア技術やネイティブアメリカンの大地に生きる術を学んだ際、彼等の自然に対する考え方、野草に対するアプローチ方法、自然と一体化するというヒーリング方法に感銘を受け、その道を追求する。

2001年より WILD AND NATIVE を主催、2013年、一般社団法人危機管理リーダー教育協会を設立。15年以上に渡り、「自分でも学びながら」をモットーに、大地の教え、ヒーリング、身近な薬草に関するワークショップを開催。その教えを、延べ10000人以上と共有している。

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