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薬草のことを学ぶのに、何故「敏感さ – Awareness」が重要なのか?

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「Awareness – 敏感さ」は、ネイティブアメリカンの「薬草&ヒーリング」の教えで、最も重要と言われます。

そんなわけで、アースハーバリストワークショップでも、Awarenessのエクササイズは沢山行います。

その理由は多数あります。

 

▼自分の状態を、常に、きめ細かく感じられること

それが最高の予防策と言われていました。

「自分にとっての最高のヒーラーは、自分の中に存在する」

という教えの意味は、体調を実際に壊す前の「違和感」や、何らかの「変化」に逸早く気付く事の重要性も説いているのかもしれません。

実際に、部族の中で「ヒーリング」の役割を担う事が多かったと言われる「母親」たちは、物凄く敏感に、家族のコンディションの変化を感じ取ったと言われています。

 

▼薬草が与えてくれる変化を、敏感に、きめ細かく感じられること

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薬草は、現代薬の効き方と比べて、「物凄く効く人」と、「あまり効かない人」に分かれます。

そして「効く人」とは、薬草が与えてくれる、微かな変化やイメージさえも、感覚でキャッチできる人です。

「キャッチ – 自覚」できれば、それを「意識」する事が出来、それを身体や心に響かせる事が出来ます。

薬草に敏感に反応する人は、「薬草と話が出来る人」、と言っても間違いではないかもしれません。

 

▼Natural Medicine を感じられること

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そして、自然が与えてくれるメディスンは薬草だけではありません。

景色だったり、音だったり、香りだったり、言葉だったり。

それらが、自分の心を躍らせるのか、静ませてくれるのか。

熱い気持ちになるのか、クールな気分にさせるのかなど、

心と身体は密接に繋がっていて、そんな「気分」の動きは、何らかの形で「身体」にも影響を与えます。

それらの「変化」は、それこそ幅広く、言葉ではとうてい表しきれません。

だからこそ敏感に、感覚で「キャッチ」しないといけないのです。

 

頭で考えるのを少し休んで、感覚に集中してみる。

大地のヒーリングの教えは、そこから始まるんです。

 

 

記事を書いた人

taku

Nanute Natural Healing Academy 代表 川口 拓

1971年、世界で定められている地球の日(4月22日)に生まれる。獨協大学外国語学部英語学科卒。幼少の頃より自然に親しみながら子供時代をすごす。

1996年以降、カナダやアメリカを何度も訪れ、アウトドア技術やネイティブアメリカンの大地に生きる術を学んだ際、彼等の自然に対する考え方、野草に対するアプローチ方法、自然と一体化するというヒーリング方法に感銘を受け、その道を追求する。

2001年より WILD AND NATIVE を主催、2013年、一般社団法人危機管理リーダー教育協会を設立。15年以上に渡り、「自分でも学びながら」をモットーに、大地の教え、ヒーリング、身近な薬草に関するワークショップを開催。その教えを、延べ10000人以上と共有している。

 

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